自然界の真理である重量や物理に抗うことなく、天候や地形、地質など自然から与えられた条件のもとにある私たちの業務は、仕事によって感動を与えることが出来ると信じております。
そのためにも環境配慮や持続可能なエネルギーへの利用などSGDs達成にむけて取り組んでいます。
事故などにつながる恐れのある樹を取り除くことで、脆弱な立場にある女性、子供、障害者及び高齢者などを含めあらゆる人たちにとって安全で快適な生活空間を維持することに寄与します。また、寺社仏閣など歴史的・文化的に価値のある建造物が、高齢木の倒木などにより損傷する危険を予防します。
全国各地で開催されるハイレベルな林業技術やロープワークの研修会への参加を通して、自分たちの技術を過信することなく常にスキルの向上を目指します。確かなスキルによって、現場周辺の建物などはもちろん、作業に当たるスタッフ自身の安全を守ります。
どんなに対策を尽くしても、100%安全と言い切ることはできないのが特殊伐採の世界。
徳風では、対人対物無制限の損害保険に加入し、万が一の場合の備えも万全。
植物とはいえ樹木も生きています。伐採は生き物の命を絶つ行為であるということを常に心に留め、樹木に対する畏敬の念を忘れず作業しています。御清めのほか、場合によっては御祈祷をして頂いた上で作業に着手します。
11. 住み続けられるまちづくりを
森林は大気中の二酸化炭素を固定して温暖化を防止するだけでなく、土壌に雨水を蓄えます。豊かな森林の土壌が豊かな水を作りだすのです。間伐などの森林整備を行うことは、森林の中の樹の成長を促し、その機能を回復させることにつながります。
13. 気候変動に具体的な対策を
15. 陸の豊かさも守ろう
6. 安全な水とトイレを世界中に
特殊伐採などで切った樹は極力、木材として利用する方法を検討します。何十年何百年という長い時間を掛けて成長した樹だからこそ、長期間にわたって使い続けていただける方への販売を目指します。
12. つくる責任 つかう責任
木材としての利用が難しい木はエネルギーに。発電や熱利用のための木質バイオマスやストーブ用の薪として販売し、地域のエネルギー循環の一部に。
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
チェーンソーを動かすオイルには、植物油をベースにほぼ100%生分解性のものを使用。オイルが土壌に沁み込んでも、河川や海への影響がないよう、オイル選びにも配慮しています。
12. つくる責任 つかう責任
徳風では、男女の性差にとらわれることのない採用を行い、スタッフ1人1人の個性を見極めた上で個性を活かした適材適所の配置を心がけています。女性社員もまた、能力給の制度を導入することで、モチベーションの向上を図っています。
5. ジェンダー平等を実現しよう
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
国や岩手県の林業人材育成事業に対し積極的に講師派遣やインターンの受入れなどに協力しています。持続可能な森林を育て循環させていく担い手育成に貢献することも私たちの使命です。
4. 質の高い教育をみんなに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
林業にかかわりのない市民にも森林や樹に興味を持っていただくきっかけを増やしたいとの思いから、子どもむけやファミリー向けに森林内で行うイベント開催に協力しています。また産業まつりなど街なかで樹に親しむ行事への出展を通して森林や林業に親しんで頂く機会を提供しています。
4. 質の高い教育をみんなに
2016年1月から施行されている改正労働安全衛生規則では、「ロープ高所作業の業務」に関する特別教育を修了することが義務付けられました。徳風では、この労働安全衛生法で定められた特別教育を実施しています。特別教育を通して、確かな技術力を持った特殊伐採の担い手の育成に貢献します。
4. 質の高い教育をみんなに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう